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執筆者の写真even if 代表 鈴木 翼

2極化した大学生の採用について

こんにちは。

even if(イーブンイフ)代表の鈴木 翼です。

HPをご覧いただき、ありがとうございます。


人事が企業体制を考える時に、辞められること前提で経営計画を立てる時代になったなと感じています。3年以上会社に所属するということがレアになる日もそう遠くないと思っています。


どっちにしろ辞める!?


今の大学生は二極化してます。『起業したいから大手に就職したい人(スキルを得たら辞める)』『趣味に没頭(推し活など)したいから指示待ち系の仕事をしたい(ただ良い条件があれば辞める)』なので、何にしても辞めることは当たり前に就活をしているようです。


人事としては耳が痛いお話ですね…さらに今は大手企業にて雇用延長というより定年延長が起きているようです。中核となる30代後半から40代後半の社員がポッカリと抜けている企業が目立っており、50代後半や60代の方が辞めずらい状況も発生してます。就職氷河期やリーマンショックの影響があるようです。


インターン中の大学生
インターン中の大学生

先日、大学生とインターンの話をしていました。学生は初めての就職活動に勤しむ訳ですが社会人でも転職する人は初めてな訳で、転職インターンみたいのがあっても良いかなと思いました。転職される側の企業理解がまだまだ弱いので大っぴらにはできません。


しかし、数年したらマッチングアプリやLGBTのように世間が受け入れる土俵が整うのではないかと思います。そうなったらしめたもんです。国力を上げるためには、スキルを活かせる現場で活躍してもらうのが一番です。能力のある人が埋もれてしまう社会は勿体無いなと、そう思う訳です…


  知らない大人と遊んでいた子供たち


中には中途採用のインターンをやっている企業さんもあるようです。しかし、本当の姿を見せてくれるのは3割くらいの企業さんでしょうか。やはり良いところを見せたいでしょうし、トラブル対応などは見せないような気がしてしまいます。そうなると転職後のギャップ問題が発生します。


何にせよ、転職する側の努力も必要だと思います。仕事をしにくる人はお客様ではないので大事に大事に扱ったところで免疫が弱くなり1人で生きていけなくなってしまいます。今は、外で遊んでいる子供たちが減ったと言われています。私達の頃(私は昭和56年生)は知らない大人の人から注意を受けたり、知らない人と遊んだり、そんなことは当たり前でしたし、毎日のように怪我をしていました。


外で遊ぶ子供
外で遊ぶ子供

今の子供たち、怪我してますでしょうか。

そういった免疫があるのと無いのでは心の強さも変わってくると思ってしまいます。ちょっとした叱責を受けたことで心の傷が治らない大人たちも増えています。

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